
病院の閉鎖的な空間が辛い

先輩や先生にみんなの前で怒られて泣きたくなった
「私って看護師に向いてないのかな?」と考えてしまうことってありませんか?

この記事を書いている私自身もHSPです。
HSPであることを感じながら、現在も看護師として働いています。
この記事では、「HSPが看護師に向いてない、向いてる理由」や
「HSP看護師が働きやすい職場」をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
\この記事を読んで頂きたい方/
- 看護師を辞めるか迷っている
- 自分に合った職場が知りたい
- HSPだけれど、看護師に興味がある
- これから看護師になるのが不安な方
1.HSPが看護師に向いている3つの理由
HSPを提唱したアーロン博士によるとHSPは、人が何か不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づくことが得意です。
看護師は、病気を患った患者さんをどうすれば苦痛を取り除き安楽に生活できるか考えていく必要があります。

そのため、看護師はHSPの適職であるといわれています。
【HSPが看護師に向いている3つの理由】をご紹介します。
① 真面目に仕事に取り組む為信頼されやすい

【HSPの特性】1つの物事に対して、あらゆる可能性を考えた上で行動します。また、調べることが好きで深い洞察力がある。
HSP看護師は物事の細かな変化に気づき配慮できるので誠実な仕事をする人だと評価されやすいです。
誠実な仕事を積み重ねていけば、職場での信頼を得ることができますね。
また、相手の気持ちに配慮できるため、患者さんとの信頼関係を築きやすいです。
②患者さんの小さな変化にも気づきやすい

【HSPの特性】他者の言動の意味を深く考えることや、音やにおいなどの些細な変化に気づく特性がある。
患者さんの中には、思っていることを口に出して伝えるのが苦手な方も多いです。
HSP看護師は表情や仕草で些細な変化に気がつくことができます。

これって患者さんにとってすごく嬉しい事だと思います。
また、異常の早期発見にも繋がります。
たとえば、脳梗塞の初期症状として、歩き方がフラフラしている・口角が下がるなどがあります。
症状が強くなければ見逃されることも少なくありません。
些細な変化を見逃しにくいHSP看護師の優れた観察力によって、救われる生命があるかもしれません。
③共感力が高く患者さんや家族に寄り添える

【HSPの特性】相手の心身の些細な変化にすぐに気がつくことができます。また、共感力も高いため人の痛みがわかります。
HSP看護師は患者さんやご家族がどのような場面で困っているのかしっかりと観察し
相手の気持ちに配慮した援助が得意です。
また、患者さんやご家族だけでなく、
後輩や多職種との関わりにおいても共感力は活かされます。
2.HSPは看護師に向いてない?原因4つ
一般的に、なぜHSPは看護師に向いていないと言われているかみていきましょう。
HSPは責任感があり一生懸命な反面、ストレスを抱えボロボロになるまで頑張ってしまう傾向があります。

私も以前はそうでした…
HSPにとって、負荷となりやすい看護師の特徴を理解しておくことも大切です。
【HSPが看護師に向いていないと言われる3つの理由】をご紹介します。
①人間関係のストレスを感じやすい

噂話、陰口、ちょっとした仲間外れなど…

他の人達が陰でコソコソ話をしていると、「私の事を話されてる…?」と考えてしまいませんか?
メンタルの不調を一人で抱えてしまうと、限界がきて働けなくなることがあります。
最近の医療現場では、感染症の流行から人手不足になりがちです。
看護師同士で余裕が無い状態が生まれ、苛立ちが目立つことがあります。
そういった環境では、HSPの看護師にとってはストレス過多になりがちです。
②患者さんに感情移入し過ぎてしまう

HSPの人は基本的に困っている人を放っておけなかったり
悲しい出来事に自分自身も悲しくなったりしてしまいます。
感情のコントロールって、難しいですよね。
知識やスキルは日々のトレーニングで変えることができるのですが、
感情を管理することはとても難しいです。

看護師は、基本的には弱っている患者さんと接する仕事です。
自分にショッキングな事があった場合、感情に振り回されて冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。
③頼み事を断れず無理をしてしまう


HSP看護師は仕事の依頼を断るのが苦手な方が多いのではないでしょうか。
たとえば、「今、仕事を頼んでもいいですか?」とリーダー看護師に言われると
つい手が空いていないのに「大丈夫ですよ。」と答えてしまう、などです。
リーダー看護師はシンプルに手が空いていたら仕事を依頼しようと考えただけでも
HSP看護師は断るのがとても苦手で無理をしてしまいます。
その結果、自分の仕事と依頼された仕事を処理しきれなくなり、パンクしてしまいがちです。
④人との関わりが多く疲れてしまう

HSP看護師は他者の変化に気づき配慮ができる一方で、気を使い過ぎて疲れやすいのが特徴です。
些細な言動の意味を深く考えすぎ、外部刺激に敏感に反応するのでストレスを溜め込んでしまいます。

看護師は患者さんと関わる機会が多く、また、多職種連携の中心となる職業です。
そのため、他者と関わる機会も多くなりがちで、疲れてしまうことがあります。
3.HSP看護師が働きやすい職場とは?
HSPは看護師に向いていないのではなく、問題は自分に合った職場かどうかです。

HSPは看護師の素質があり、向いている仕事です!
今の職場で働きづらさを感じてるのならば、働きやすい職場を探してみましょう!
「自分らしく働ける職場環境」を探すことが大切です。
HSP看護師が働きやすい職場を挙げたので参考にしてみてください。
① 1人体制でも業務ができる職場

患者さんの為にも、看護師はチームで行う仕事ですよね。
しかし、医療機関の勤務体制によっては、他者と関わる機会が少ない場合もあります。
一人体制の夜勤を行う施設であれば、スタッフとのコミュニケーションを最小限に抑えられます。
また、訪問看護だとひとりの時間を移動中に持つことが出来て、
事業所によって違いはありますが、他の職場と比べてもストレスが少ないです。
今の時期だと、コロナワクチン接種のバイトなどもあります。
単発(デイサービスや訪問入浴が多い)でも看護師の仕事は需要が高いです。
他にも採血や検診など一日単位でできる仕事は人間関係を気にすることがなく 、
HSPにとって適切な職場です。
②業務内容や患者さんの変化が小さい職場

患者さんが入退院が多く、手術や検査など予定が多い職場はHSP看護師に不向きです。

職場環境が良ければ、忙しくても挑戦してみるのはOK
慢性期・回復期病棟や療養施設といった患者さんの入れ替わりが少なく、
ルーティン業務に集中できる職場は落ち着いて仕事ができます。
忙しい職場ほど、スタッフがイライラしてしまうものです。
他者のストレスに共感しないためにも、変化があまりない職場を選んでみてはいかがでしょうか。
③看護師以外のちょっと変わった仕事をする

病院特有の緊張感が苦手なHSP看護師は、病院以外での勤務場所もあります。
看護師の資格を持っているからと言って、看護師の仕事に固執する必要は無いんです。
今もし職場が辛いのであれば、辞めてもいいと思います。

看護師は免許があれば、また看護師として働くことが可能です。
今の時代は働き方も多様化しているため、自由に働いてみることを考えてみましょう。
4.HSP看護師が働きにくさを減らす3つの方法
HSP看護師が働きにくさを減らす3つの方法
取り入れやすいものから実践してみてください。
① ストレスを感じる環境から遠ざかる

HSPは、共感力が非常に高いです。
同じ病棟で怒鳴り声がしたり、
他の看護師が慌ただしく仕事をしたりしている状況に身を置くだけで、疲弊してしまいます。
何に敏感に反応してしまうか考え、できる限り遠ざけられないか考えてみましょう。
例えば、勤務中に相談事があれば、ストレスを感じない人にしたり、
1人になれる場所を探し記録してみましょう。
HSPは刺激の多い環境ではストレスを溜め込むことが多くなります。

刺激が少なく1人になれる環境を作ることがとても大切です。
②休息をしっかり取る

沢山の職業の中でも看護師は、人と接する数が多いです。
HSP看護師にとっては、人と接することが刺激になってストレスを感じてしまいます。

体の疲れはまだわかりやすいのですが、心の疲れは自分自身で自覚していないことがあるため注意が必要です。
最善策と言えるのが良質な睡眠の確保です。
心身の不調は睡眠不足からくるといわれています。
特にHSPの人は、悩んで睡眠不足になりやすいため注意が必要です。

私も疲れた時には19時に寝たりします。
また、アロマを焚いて紅茶を飲んだり、自分の好きな事をして心を休めるのもいいですよ。
③勤務形態を変えられるか交渉してみる

現在の職場が厳しい環境下もしくは、心身ともに疲弊しているのであれば一度、
勤務形態を変えてみるのはどうですか?
HSP人より疲れやすく、心身に出やすく長時間労働は厳しい傾向にあります。
厳しい環境にいたらHSPには辛いですよね。
勤務形態が変えられるか、無理であれば勤務場所を変えることも念頭に置いてみましょう。
5.HSP看護師が働きやすい職場を探す方法
HSP看護師が別の職場に転職する場合、どのように転職すべきかをお伝えしますね。
結論から言うと、HSP看護師が働きやすい職場を探す方法は 、転職サイトを利用することです。
転職するなら、転職サイトを利用する方がお得!
理由は、ハローワークや求人情報で職場を探しても、実際の内部事情はわからないからです。

HSPである私自身も転職サイトを利用して、転職に成功しました。
転職サイトを利用することで、
離職率、残業時間、働いている層などのホームページでは分からない情報を、
サイトの担当者に直接確認することができます。


転職サイトを利用した方がいたら、以下のような思いになったことがある方いませんか?
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6.まとめ

HSPは些細な刺激にも敏感で看護師に向いていないと言われがちですが、私はそうは思いません。
自分に合った環境であれば、【HSP気質】は強みになります。
まずは、あなた自身がストレスを抱えにくく、
楽しく過ごせる働き方や環境を選びましょう。

あなたにとって働きやすい職場は必ずあります。

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